結婚式 de モザンビーク⑴
結婚式当日の朝
Cock-a-doodle-doo〜!(鶏の鳴き声)
(あ、もう朝だ)
ニワトリの声で起きるなんて、
なんてアフリカだろうw
🐓
なんだか、ほっこり
幸せな気持ちになる
最高な朝の迎え方だわ
服に着替えて、リビングへ出た。
誰もいない。
いつもだったら、キッチンと
リビングを行き来しているお手伝いさんが
せめて一人ぐらいいるのに
みんな、どこいったんだろう
すると、外から友人のママ(MZ大使)がやってきた。
友人のママ「Bondia〜!(おはよう)How's your sleep?」
私「ボンディア!ニワトリ🐓の声で目覚めました。
すごくいい気持ち♪
ありがとう。ところで皆どこ?」
友人のママ「ニワトリ?・・・🐓
あ〜Bhahahahaha!それ庭で賑わっている
親戚達の笑い声よ!Hahaha おもしろいわね!本当。」
(は?まじかw 完全にニワトリだったぞw)
赤面する私w
友人のママ「さぁ、みんな外でご飯を食べているの、
早くいらっしゃい〜♪そのあと、メイクさんが来るから
それまでにドレスに着替えていらっしゃい」
私「あ!メイクはしています…」
友人のママ「Oh no! 冗談はよして!ハハハ!
アフリカでそれはメイクをしたうちに入らないわw」
(まじかw もともと薄メイクではあるが
アイラインもきっちり入れたんだけど…まだ塗るってかw)
それから私は朝食を食べにみんなのもとへと
外の庭へ出た
すると、10人ぐらいの親戚の方が集まっていた。
(このニワトリ集団め・・・w)🐓🐓🐓🐓🐓
友人「Hey!オハヨー!眠れたかい?」
私「うん、ぐっすり。Thanks.
ところでさ、ニワトリの声とおばさん達の笑い声間違えちゃってさ、
さっき、あなたのママに間違って『ニワトリの声で起きました』って
言っちゃったw 失礼だったかな。」
友人「Bhahahahahaha!心配すんなって。ウケるなお前。」
(いやいや、おばさん達の笑い声がウケたわ!w)
友人「みんなジョーク大好きだからさ、全然大丈夫。
むしろかなりウケたしw」
それからコヤツは親戚のおば様達に私のニワトリ話🐓を披露w
(超恥ずかしかったーーー)
そんなこんなで、みんなでワイワイ楽しい朝食の時間を過ごした。
友人のママ「メイクさん来たわよー!
あなたもしてもらいなさい!
南アフリカから来てもらったのよー」
(わざわざ国境またいでメイクさんくるの?嘘w
さすが大使の娘の結婚式)
メイク室へ入ると、
まさかの男性が。
私「Hm? Are you..」
メイクさん「Yes, yes. It's me. I will makeup for you」
終わるまで鏡を見ることなく、
アフリカンの男性のメイクさんに任せた。
すると、ファンデーションを布につけて
それを顔に塗ったくってくるではないかw
(痛いわ、イタイ…)
人生初。パフでなく、布で塗ってくる人。
しかも何層にも塗られているのがわかる。
肌が重くなってきた。
メイクさん「Oh~ you have little Asian eyes~!」
(いーから、いーから、塗りすぎだってばw)
メイクさん「There you are! DONE! Look at yourself.
Beautifuuul!」
おー。しっかり塗られて、
そばかすが一つも見えなくなっている。
ちなみに唇は真っピンクのグロス
いろんな化粧品の匂いが一気に私の鼻を通る
別人みたい。
(でも久しぶりのメイクで気分はわくわく)
友人のママ「用意できた?
あら!こっちが断然良いわよ!
綺麗じゃないー❤️ ほら、急いで!
家の外にベンツくるからそれに乗って。
会場へ向かうわよ!」
家の前にはレンタルされたベンツが3台用意されていた。
そこに新婦(友人の姉)登場
みんな奇声をあげて新婦の乗った車を見送る
私と友人のママと友人3人は、その車の後ろをついて会場へ向かった。
車の中では、メイクした私を見た友人が一言。
友人「Oh God! 自分の顔見た?黒すぎるぞ?」
私「え?!うそ?」
続く