Live Your Heart

日常の出来事から、海外旅行&生活の記録等を発信。

パートナーとの出会い⑷

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▼前回の続き

colour-my-life.hatenablog.com

 

「犬を迎えに行かないといけない」

 

彼はKL(クアラルンプール)に到着して早々、

3匹のうち1匹をVET

Veterinary Hospitalの略:動物病院のような意

に預けているから、引き取りに行きたいと言う。

 

ワタシ「え?3匹ともAUSにいるんじゃないの?」

 

ドレッド「それが、1匹は検疫審査で落ちたから、

    空港のVETに預けていたんだ。

    きっとずっと一人で2週間過ごしたから寂しがっている…」

 

そう、彼にとって3匹の犬たちは子供のようなもの。

もう40歳を超え、生涯パートナーはなしで生きていくんだろうと

思い、今は亡き母親から3匹の子犬をプレゼントされたらしい。

 

そう、ドレッドとワタシは10歳以上の年の差

        

 

ワタシ「おっけー!」

 

彼がVETに連絡すると、担当者がワンちゃんを

コンドまで連れて来てくれる、ということになった。

 ▼ガンドルフ君(通称:ガンちゃん)

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これで1匹のワンコロを含めた

ドレッドとワタシの2週間の期間限定生活が始まった。

 

 

朝。

 

起きてすぐにコーヒーを入れ、パンを焼いていると・・・

 

ドレッド「もう食べるの?僕は1日1食でいいから朝はいらない。

     でも作ってくれたんなら今食べるよ」

 

そう、彼は1日1食人間。

 

ワタシ「何か食べたいもの、好きなものある?」

ドレッド「Good question! Well..I say "Jack Daniel!"」

 

・・・

 

そう、彼は大のウイスキー好き。

中でもジャック・ダニエル。

 

かつてジャック・ダニエルのアンバサターを務めたほどのファンらしい。

朝起きて口にするのはウイスキー

「好き」を極めると凄いね。

 

ただ、お酒を飲むことに関して、

「仕事終わり=夜に飲むもの」とインプットされた

”ワタシの常識”では朝からボトル片手に

家の中をウロウロされるのが嫌だった。

 

ワタシ「Hey!朝から飲むのやめてくれない?」

ドレッド「なぜ?誰が朝からアルコール飲むなって教えたの?」

 

喧嘩勃発w

 

▼ワタシの言い分

・朝からお酒なんてだらしがない

・体に悪い

・ご飯食べずにお酒ばかり飲むなんて…💢

 

▼彼の言い分

・誰がだらしないと決めた?

・よっぽど化合物満載の食品食べているやつの方が不健康

 ウイスキー穀物からできている

・お酒の飲むのは悪いことか?

・好きなものを口にして何が悪い

・俺の家族は皆、ウイスキーで育ってきた

 

ちなみに、ウガンダウイスキーの消費量は

世界4位。

アフリカ大陸なの中では1位。

 

討論になると、止まらないドレッド。

 

(Oh.God...sigh)

 

最終的には、ワタシのお酒に対する「偏見」

が問題だったので、ワタシが謝り、喧嘩は鎮火。

 

この価値観の違い、先入観やら…喧嘩になる種

こんもりとあるからまた別記事でまとめるとしよう。w

 

 

日中は何をしているかというと、

・犬と戯れるか

・音楽を作っているか、の大抵2択。

 

音楽を作っている時はJackDaniel(ウイスキー)を

片手に、別の次元にいらっしゃる彼w

 

ワタシ「外に出かけようよ〜」

 

ドレッド「Ok,でもガンドルフ(ワンコロの名前)がいるから、

    1時間ぐらいしたらコンドに帰ってこよう。」

 

そう、マレーシア、特にKLの街中は

ワンコロを連れてウロウロできるところじゃない。

 

タクシーでさえも、犬がいるんだけど…と

ドライバーに伝えると「Sorry、犬はごめんだ」と

乗車を断られる。

 

よって基本、家に置いて、二人でお出かけすることとなる。

 

ドッグランのような場所に行くとなると大抵郊外となる。

(デサパークシティとかだと犬飼っている人多いイメージ)

 

よって、今回はワンコロには悪いが1時間ほど家で

お留守番してもらうことに。

 

KLのパビリオン(ショッピングモール)についた。

 

二人で歩いていると、


早々、私服警官から止められた。

 

 

(え。何事…何もしていないんだけど。)

 

ワタシとドレッドはバラバラにされ、

ワタシには女性警官2名がつき、

ドレッドには男性警官5名がついた。

 

私服警官「あなたどこから?」

ワタシ「JAPAN」

 

私服警官「違うでしょう、フィリピン?」

ワタシ「え、JAPAN。w」

 

(この人Blindか💢)

 

私服警官「パスポート見せて」

ワタシ「家に置いている。ちなみにきちんと就労VISA持ってるから」

 

KLに住んでいるし、ましてやこんな街中で、

東南アジアでパスポート持ち歩くか!

アホ!

そっちの方が危ないわ!

 

私服警官「なんでパスポートを携帯していないの?してないとダメじゃない」

ワタシ「こんなスリの多い国で携帯して入られません。

    コピーならあるけど」

 

幸い、財布にパスポートのコピーを入れておいたので

それを見せた。

 

すると、警官は手に持っているデバイス

入国確認をし、私のVISAの記録があったので

「行っていいわよ。ア・リ・ガ・ト!」とワタシのそばを離れた。

 

アリガトじゃねーし!w

 

ドレッドはどうしていたかというと・・・

笑いながら警官に説明してたW

 

なんて陽気なのかしらw

(ワタシもイライラせずに学ばないとw 私の場合はきっとPMSだったのよw)

 

ドレッド「Come on guys~!俺がアフリカンだから止めたんだろうけど

   悪いが俺はVISA持ってるよ。しかもナイジェリアンじゃないよw」

警官「パスポートを見せろ」

 

にしても、警官たち彼がアフリカンってだけで

かなり疑いの目をして彼を見てたな。ひどい、ひどい。

 

ドレッド「誰がこんな街中でパスポート持ち歩いてんだよw

     マネージャーにパスポートのコピー送るように

     いうから待って」

警官「早く」

 

意地悪な奴ら。

大人気なく、急かしてくる…

 

ドレッド「はい、これ。(インベスターVISA)」

警官「Ok、行ってよし」

 

(インベスターVISAで入っていたんかい!w)

 

警官は彼のパスポートを確認できるなり、

ニコッとし、後ずさる私たちに向かって

「素敵なデートを!楽しんで!」と言ってきた。

 

ワタシは彼に対する態度に腹が立っていたので言い返しておいた。

「Pelase don't judge people with only looks!」

(見かけで人を判断しないでね)

 

にしても、インベスターVISAを持っていたからか、

あの態度の変え方は久々イラっとした。

 

まぁそれだけナイジェリア人の犯罪が

マレーシアでは多いんだけどさ。

 

にしてもひどい態度だったわ

 

ドレッド「で。君はなんて言われたの?モンゴル人だって?w」

ワタシ「いや。フィリピン💢」

ドレッド「Hehehehe」

 

 

ここ2年ほど、KLのパビリオンで

私服警官が違法滞在の取締りを行っている。

 

まさか自分が捕まるとは思っていなかったがw

よくいるので、パスポートのコピーは

所持しておくことをお勧めする〜

 

 

続く

 

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