パートナーとの出会い⑺ - AUSの税関野郎
▼前回の続き
「頼むから、人の土産を開けるのは止めてくれ!」
ドレッドとKLで一緒に過ごして2週間が過ぎ、
彼はAUSに帰って行った。
それから1ヶ月後に、次は
ワタシがAUSのシドニーへ彼に会いに行くことに。
(飛ぶわ、飛ぶわw)
(ちなみにちゃっかりVerginAirでw)
※彼にはエアアジアで来てもらってたヤツ←w
仕事でゆっくり休みが取れなかったので、
週末のみの2泊3日という超短期トリップ。
今回でAUSへの入国は2回目。
ただ、こんな短期での滞在は初めて。
普段、荷物が少ないワタシは
大きなトートバッグ一つでやってきた。
(BaggageClaimAreaで待たなくていいからラッキー♪)
シドニー空港に到着後、さささー!っと
出口へ向かっていたところ、税関スタッフの
おっさんに止められた。
おっさん「Hey~!フライトはどうだった?どこから?」
ワタシ「こんにちは!まぁ、よかったよ。マレーシアから」
おっさん「AUSへは初めて?」
ワタシ「いや、2回目」
おっさん「荷物少ないね?」
ワタシ「うん、ワタシ基本荷物少ない方だから。しかも今回2泊だけだし。」
おっさん「ちょっと、いくつか質問したいからこっちへ来て」
ワタシ「Alright」
(なぜワタシ?日本人らしい格好で来たんだけど?w)
そう、国を移動する際はワタシなりの格好のテクニックがあるw
日本人は基本的にスムーズに通りやすい。(と思っているw)
おっさん「カバン見せてもらうよ。」
ワタシ「どうぞ。あ!それお土産ね。」
(おっさんがマレーシアで買ってきたBelly'sのチョコの缶を振る)
おっさん「チョコって書いてあるね…」
ワタシ「うん、チョコですよ。w シールしてあるし、未開封です。」
おっさん「開けるよ!」
ワタシ「え?いや、困るし。お土産って言ってるじゃん!」
(ヤツはワタシを無視して開けやがった💢)
いくら仕事とわかっていても、このおっさん嫌い…
(さらに、小分けのチョコを一袋空けて中身がチョコだと
確認後、そのまま開けた小包をそのまま戻そうとした)
ワタシ「どうしてくれんの。ちょちょ!開けたもの入れ直さないでよ。
友達にあげるのに…💢」
変なもの入っていないし!と言わんばかりに、
おっさんの開けたチョコをその場で食べてやったわ!もぅ。w
そうしていると、女性のスタッフがやってきて、
イラっているワタシに優しく
「ご協力に感謝します。最近、アジア人を利用したドラッグの密輸が多くてね」
そりゃそうでしょうね、同じことマレーシアでも噂に聞いたわ💢
ナイジェリアンがアジア人と体の関係を持ち、彼女にして、信用させ、
麻薬の入った荷物を彼女に持たせ、国外へ運ばせるという手口らしい。
それよりもお土産開封して、すみませんの一言もない
そのおっさんにイラついているんだけど…
そうこうしている間、ドレッドから、無事到着したか
確認の連絡が来ていたので、返事をしていた。
すると、
おっさん「ちなみにどこに泊まるんだい?君、シングル?」
(は?何このオヤジ。シングルとか聞いて、なんな訳?ナンパか!)
ワタシ「ホテルと友人の家に泊まる。
うん、シングルだけど何か関係あるの?」
おっさん「ホテルはどこ?友人って誰?AUS人?」
ワタシ「ホテルは◯◯で、友人は台湾人。」
おっさん「住所教えて、ちなみにその台湾の子の名前も」
ナニ〜。もうこんな情報開示しなきゃいけないの?
このおっさん、うるさすぎる…。
携帯には彼から連絡が続く。
おっさん「携帯に友人の住所入っているの?」
ワタシ「FBのMessengerに住所あるはず…待って。」
するとおっさんが、私の携帯をさっと取り、
勝手にメッセンジャーを読み始めた。
おっさん「あなた彼氏がAUSにいるの?さっき、シングルって言ったじゃん」
ワタシ「まだ会って間もないし、彼氏とか、そうじゃないとか
あなたにいう必要性ないじゃん。勝手に人のメッセンジャー読むのやめて」
おねえさん「最近、VISAなしで働く外国人も多いから取り調べ強化しているのよ〜」
ワタシ「でも、こんな人の携帯まで見ていいの?💢」
おねえさん「(優しいスマイルで)Sorry~」
最終的に、彼と、台湾人の友人の身元は問題ないことが
確認され、私は30分の取り調べの後、出口へ向かうことができた。
にーーーーしても!
あのおっさんは、あそこまでしていいの?
(正直、知りたい。あそこまで税関の人が聞き取りしていいのか)😿
人の携帯まで見て、個人情報引き出していいの?
いろんな国いったけど、アメリカでさえそんな強引さなかった。
初めて。
一気に、入り口からAUSが嫌いになったw
あのおっさん一人の態度のせいでー。
シドニーの街で彼と再会するや否や、
すぐ「ちょっと聞いてー!」と、
税関野郎のコンプレインの山w
ドレッド「That's too much..I understand your feeling because I'm black.
It happens often.」
(気持ちわかるよ、僕なんかアフリカンだからしょっ中だよ)
そう、アフリカンの彼は、イギリス人であろうと
アフリカンってだけで、いつも税関で止められるから慣れっ子とのこと。
それを聞いて、
税関のおっさんにイラっとしていた気持ちも収まった。
そうだよな、ドレッドの方が見た目だけで判断されて
嫌な目に会うことは多いんだろうな。
(なんて世の中かしら…)
もっと、心を広く持たねば…と反省した日だった。
(でもあのおっさんは、許さん ←ウラミw)
彼の場合は、お父様が外交官ということもあり
彼のパスポートも外交パスポートで
特有のマークが付いているらしい。
よって、毎回見た目で判断され、税関に止められるけど
彼のパスポートを確認するや否や、
すぐに「Oh, Thank you sir, You can go.」となるらしいw
ワタシ「外交官のパスポート持っているんなら、
なんで優先ルートを通らないの?」
ドレッド「スタッフの、あの反応見るのが楽しいからw」
(悪趣味やのぅ〜w)
(ワタシなら堂々と優先レート使うしw)
いいなー!ワタシも外交官のパスポート欲しいーw
(で、AUSに再度行って、
あの税関のおっさんにパスポート突きつけてやりたいw)
↑心をヒロクモテw
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