マレーシア市場:イギリスで出会った社長の言葉
Made in Japanなので…(売れるデショ!)
マレーシアでプロモーションの依頼受ける際に
よく耳にするのが、これ。
「日本製ってことを強調して
プロモーションしてください」
でも、これはもう昔のように通用しない。
結論から言うと、
「MadeInJapanはもう時代遅れ」。
(悲しいことに😢)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
▼再度確認したい内容
・日本製だけで売ろうとせず、+@武器を準備して
・海外とのビジネスでは決裁権がある人と
やりとりさせた方がベター(ハンコ制度もなくなったコトダシ✨)
・広告費にお金をかけて、継続するべし!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
▼以下理由と経緯
初めて渡馬した頃(2014年頃)は、
「日本」で盛り上がっていて、なんだか外国にいながらにして
母国が誇らしく思えて、嬉しかった🌸
でも6年後再度、マレーシアに帰ってくるなり
韓国一色になっているではないかーい!
(Where is Japaaaan!)
マレーシアの国際旅行博(MATTAフェア)でも
日本ブースは縮小していき、今や韓国と台湾が人気を博している。
(どういうことーーーー)
それに、美容商品についても
韓国の方が注目度は遥かに高い。
理由は、単純にプロモーションが上手いから。
それに、スキンケア商品なんかは効果がでるスピードが
日本の商品より早いように感じられる。
(ワタシだけ?)
(薬事法の関係で、韓国商品と同じ成分容量で
日本のメーカーは作れないということも一理あるが…)
に、してーーーも!
エンタメも同じで、J-POPは終わっていて、
今はK-POPが主流。
😢
KLの中心地にあるPavilion(パビリオン)に行くと、
一目瞭然。
かかっている曲からテナントなんかを見るとよくわかる。
6年前までは、日本の化粧品テナントも入っていたが、
6年後に戻ってきたらお店がなくなって、
そこは韓国の化粧品店が入っていたりね…
ただ!
そんな中、日本のブランドで人気を残し続けているのがいる。
「SKⅡ」
これはブランドが出来上がっており、
街のOOH、デジサイにも大きく広告が出ている。
それに一番大事な「広告を継続する」と
いうことができているブランドだと思う👏
イギリスに出張で行った際に、ハイエンドの客層向けに
旅行会社を経営する社長が言っていたことを思い出す・・
「化粧品ブランドに限らず、
ブランドは継続して広告を打つことで生き残れる」
と言っていた。
社長「君はRollingStonesというバンドを知っているかね?」
ワタシ「はい!」
社長さん「ロンドンではコンサートがあるたびに、
彼らはコンサートの告知を大規模にやるんだ。
ただでさえファンが世界中にいて、
知らない人はいないだろうにさ。Hahahaha
なんでだと思うかい?
それはね、ブランドを生き残らせるためさ。
世代を渡って語り継がれるようにね。
もちろん、彼らのコンサートは満席さHahaha
それでも広告に多大な額をのせて告知するんだ。
広告費に7、8割かけてやるもんが生き残れるのさ。
インバウンドも同じさ。
日本に帰ったら、自治体に説明してプロモーション方法を
変えるように言わないとね。」
(へー!そんなに広告費かけてるんだ!👀)
その社長の言葉が今でも頭に残っている。
それに比べて、日本のメーカーはどうだろうか。
本当わずかな予算しか当てていないところが
ほとんどのように思う。
(もちろんメーカーの規模にもよるが)
国際展示会や旅行博で見るとよくわかる。
今年は出展しても、来年は出展しないところが多いこと。
それでは旅行会社の社長さんが言っていた知名度は
全く定着し得ない。
少しでも、また日本のメーカー産業、観光産業が
海外で認められますように…
と、切に願いつつ、実際に自分が海外で受けた気づきを
発信し、少しでも参考になれば嬉しい
▼+@情報 【マレーシア】
ブームの流れは下記の通り。
香港→日本→台湾→韓国
今は韓国ブーム真っ只中🇰🇷
▼クリック応援よろしくお願いします🌻