Live Your Heart

日常の出来事から、海外旅行&生活の記録等を発信。

①「鬱って気づかなかった」の巻

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「あなた、それ鬱だった友人と全く同じ症状よ!」

 

 

ここ数日、鬱(まだ軽症)になったという友人から

連絡が毎日のようにきている。

 

仕事でずっと、思い悩んでいたらしい。

 

友人「聞いてー。先日、友達に話していたら、

あなた、それ鬱だった友人と全く同じ症状よ!

って言われたの。それで、そうわかった途端、

なんだか心がスーッとなったの。」

 

自分が鬱だと気づかない人が多い、とかってよく聞くけど、

本当そうだと思う。

 

ワタシもこんなんだけど(ドンナンカシラナイデスネw)、

2年前、鬱だった。と、

友人のお話を聞いて本日気がつきましたw

 

今回は、そんなワタシの鬱だったストーリーを公開。

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ワタシも同じく、仕事が原因だったなー。

その頃、ワタシは営業担当になって給料は上がったものの、

楽しめなくなっていた。

丁度、取引先から話があり転職を考えていたこともあり

有給を使って取引先のボスに会いに行って、

条件交渉まで進めていた途中だった。

 

そんな時に限って、上司から

K氏「◯◯さん!自治体の事業取れたんで、あとお願いします!」

 

(は?)

(何、あとって・・・ってか何も状況把握していませんが?)

 

ワタシ「ワタシの取った案件じゃないんですが・・・

なんでK氏がやらないんですか?」

 

K氏「俺、別の部署立ち上げることになってさ、ほら、

うち変化多い会社じゃん?それにクライアントの担当者も

紹介するからさ!◯◯さんならできるって!ね、よろしく!」

 

内容を聞くと、受けたこともない、数千万円の事業だった。

しかも、クライアントー代理店ーワタシという

広告代理店あるあるの、中抜き案件。

 

(本当、中抜き事業なんてなくなればいいのにー💢)

 

というのも、クライアントとワタシの間に入っている

代理店は、入っているだけで基本何もしないからである。

 

特に、この代理店はクライアントとのやり取りにCCつけて、

「全部、クライアントと直でやり取りお願いしまーす!」

とかって言ってくる、あんぽんたんタイプ。

 

(ま、中抜き事業の話はおいといて・・)

 

上司には、「こんな急に、担当外市場の案件を振られても

困ります!」と断ったが、

 

上司「いや、マジで◯◯ちゃん以外頼めないし。

自治体にも顔効いているじゃん!社長には、もう許可取ってあるからさ、頼むね!

担当市場外だろうけど、中国人スタッフが付いているからさ、聞きまくればいい!

大丈夫って!」

 

そして、K氏は海外へ駐在で消えていった。

 

・・・

(絶対、あんな上司にワタシはならない…)

 

いやーワタシ転職するつもりなのに、

なにこのタイミング。

 

本当なら、「そんなん勝手に決めないでください」で、

放り投げているところだろうが、クライアント(自治体)は

長年の付き合いということもあり、無視できない自分がいた。

 

会社の勝手といえば、勝手なんだが、

強くNo!と言えなかった。

 

(これが、後の鬱になる原因となるとも知らず…)

 

心痛々しかったが、交渉を進めていた

転職先の社長には原因を説明し、丁寧に断った。

 

転職先の社長「◯◯さんの、責任感が強いと言えば、そうなんですが…

話を進めていたので残念です。!#$@*$@%&#*・・・」

 

と、まぁ刺されたよね。

 

(悪いことしたなー迷惑かけちゃった・・)

(上司にはっきり断れなかった自分が招いたことだ)

と、ここでまず自己嫌悪①発生

 

よし、やる気ないけどこの事業さっさか終わらせて

なかなかの実績になるだろうから明るい未来のために

やるぞ!と進めたところ・・・

 

結論から言うと、なんだかんだ事業やりきったが、

ワタシの会社は赤字、代理店は黒だが、憤慨するという結果に。

 

原因は、ズバリ確認不足。

 

誰の?・・・

「ワタシ」になるのさ〜。営業だから。

 

細かいことを言うと、中国案件のため、

弊社の中国人スタッフと連携して事業を進める必要があった。

 

(中国語できないため)

 

そこで、クライアントからの「Aで合っていますか?」という

質問内容に対し、中国人スタッフに確認したら、

「はい、Aで合っています」とのことだった。

 

再度、代理店からも「Aで合っていますか?」と

念押しの確認がきたため、中国人スタッフに

「本当にこれ合っている?」と確認したら、

「はい、Aで合っています」とのことだった。

 

でも、結局のところ、「Aは間違いだった」というねw

 

この責任を全て被らされたワタシ。w

 

代理店がもともと担当だった上司に

「ちょっと、どうなっているんですかー!」電話をしたかったらしく、

電話を鳴らすも、上司は出ず。無視。

 

そして

 

上司「◯◯さん、なんか俺に担当者から電話きてるんっすけど!

俺、もう担当外れているんで、対応お願いしますー!」

 

と、チャラい感じ。

 

ワタシ「いやいや、電話ぐらい、出てくださいよ!おそらく

愚痴だとは思いますが・・」

 

上司「いやー、余裕ないっす!担当違うんで💦」

 

(と、部下を大事にしないヤロウ)

 

結局、代理店は怒りMAXで、それをワタシ一人にぶつけてきた。

 

代理店の担当者も担当者でビジネスマナーのない方だったのだが・・

ワタシの昔のキャリアをけなしてきて、

「◯◯さんは、昔◯◯に勤めていたからお願いしたのに、

なんっすかこの失態は?!2度も確認しましたよね?!

あなたが◯◯(前職)出身でなければ、御社にお願いしていませんでしたよ💢」

 

と、ワタシが担当市場外にもかかわらず、責めてきた。

 

父親にも怒鳴られたことがないのに、

この代理店のおっさんに電話で怒鳴りつけられた。

  

受話器を置いた途端、大粒の涙が出てきた。

心臓はバクバク。

止まるんじゃないかと思うほど。

 

誰を責めるわけでもなく、全て自分のせいだと

自分を責めた。

 

(ここで自己嫌悪②発生。)

 

もう今や、営業恐怖症の勢いで、仕事が嫌いになった。

 

中国人のスタッフは必死にワタシに謝ってきたが、

その謝りも、どう対応したらいいかわからないほど、

精神的に参っていた。

 

(なんでって、終わった話だしー)

(お客さんからしたら、全て営業の責任だしー)

 

一人のおっさんのせいで、

・自分には営業が向いていない

・自分のせいで招いた失敗だ

・自分のせいで、会社に迷惑かけた

・もう周囲にも、あのおっさん言いふらしているだろうから

 ワタシの評判は悪くなっているんだろう

 

なーんて、もう撃沈状態。

にしても、あんな他人に、若造にひどく言える社会人がいるとは・・

それもびっくりだわ。

 

次回は、「でてきた鬱の症状」について

つづく