「あなた、それ鬱だった友人と全く同じ症状よ!」
ここ数日、鬱(まだ軽症)になったという友人から
連絡が毎日のようにきている。
仕事でずっと、思い悩んでいたらしい。
友人「聞いてー。先日、友達に話していたら、
あなた、それ鬱だった友人と全く同じ症状よ!
って言われたの。それで、そうわかった途端、
なんだか心がスーッとなったの。」
自分が鬱だと気づかない人が多い、とかってよく聞くけど、
本当そうだと思う。
ワタシもこんなんだけど(ドンナンカシラナイデスネw)、
2年前、鬱だった。と、
友人のお話を聞いて本日気がつきましたw
今回は、そんなワタシの鬱だったストーリーを公開。
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ワタシも同じく、仕事が原因だったなー。
その頃、ワタシは営業担当になって給料は上がったものの、
楽しめなくなっていた。
丁度、取引先から話があり転職を考えていたこともあり
有給を使って取引先のボスに会いに行って、
条件交渉まで進めていた途中だった。
そんな時に限って、上司から
K氏「◯◯さん!自治体の事業取れたんで、あとお願いします!」
(は?)
(何、あとって・・・ってか何も状況把握していませんが?)
ワタシ「ワタシの取った案件じゃないんですが・・・
なんでK氏がやらないんですか?」
K氏「俺、別の部署立ち上げることになってさ、ほら、
うち変化多い会社じゃん?それにクライアントの担当者も
紹介するからさ!◯◯さんならできるって!ね、よろしく!」
内容を聞くと、受けたこともない、数千万円の事業だった。
しかも、クライアントー代理店ーワタシという
広告代理店あるあるの、中抜き案件。
(本当、中抜き事業なんてなくなればいいのにー💢)
というのも、クライアントとワタシの間に入っている
代理店は、入っているだけで基本何もしないからである。
特に、この代理店はクライアントとのやり取りにCCつけて、
「全部、クライアントと直でやり取りお願いしまーす!」
とかって言ってくる、あんぽんたんタイプ。
(ま、中抜き事業の話はおいといて・・)
上司には、「こんな急に、担当外市場の案件を振られても
困ります!」と断ったが、
上司「いや、マジで◯◯ちゃん以外頼めないし。
自治体にも顔効いているじゃん!社長には、もう許可取ってあるからさ、頼むね!
担当市場外だろうけど、中国人スタッフが付いているからさ、聞きまくればいい!
大丈夫って!」
そして、K氏は海外へ駐在で消えていった。
・・・
(絶対、あんな上司にワタシはならない…)
いやーワタシ転職するつもりなのに、
なにこのタイミング。
本当なら、「そんなん勝手に決めないでください」で、
放り投げているところだろうが、クライアント(自治体)は
長年の付き合いということもあり、無視できない自分がいた。
会社の勝手といえば、勝手なんだが、
強くNo!と言えなかった。
(これが、後の鬱になる原因となるとも知らず…)
心痛々しかったが、交渉を進めていた
転職先の社長には原因を説明し、丁寧に断った。
転職先の社長「◯◯さんの、責任感が強いと言えば、そうなんですが…
話を進めていたので残念です。!#$@*$@%&#*・・・」
と、まぁ刺されたよね。
(悪いことしたなー迷惑かけちゃった・・)
(上司にはっきり断れなかった自分が招いたことだ)
と、ここでまず自己嫌悪①発生。
よし、やる気ないけどこの事業さっさか終わらせて
なかなかの実績になるだろうから明るい未来のために
やるぞ!と進めたところ・・・
結論から言うと、なんだかんだ事業やりきったが、
ワタシの会社は赤字、代理店は黒だが、憤慨するという結果に。
原因は、ズバリ確認不足。
誰の?・・・
「ワタシ」になるのさ〜。営業だから。
細かいことを言うと、中国案件のため、
弊社の中国人スタッフと連携して事業を進める必要があった。
(中国語できないため)
そこで、クライアントからの「Aで合っていますか?」という
質問内容に対し、中国人スタッフに確認したら、
「はい、Aで合っています」とのことだった。
再度、代理店からも「Aで合っていますか?」と
念押しの確認がきたため、中国人スタッフに
「本当にこれ合っている?」と確認したら、
「はい、Aで合っています」とのことだった。
でも、結局のところ、「Aは間違いだった」というねw
この責任を全て被らされたワタシ。w
代理店がもともと担当だった上司に
「ちょっと、どうなっているんですかー!」電話をしたかったらしく、
電話を鳴らすも、上司は出ず。無視。
そして
上司「◯◯さん、なんか俺に担当者から電話きてるんっすけど!
俺、もう担当外れているんで、対応お願いしますー!」
と、チャラい感じ。
ワタシ「いやいや、電話ぐらい、出てくださいよ!おそらく
愚痴だとは思いますが・・」
上司「いやー、余裕ないっす!担当違うんで💦」
(と、部下を大事にしないヤロウ)
結局、代理店は怒りMAXで、それをワタシ一人にぶつけてきた。
代理店の担当者も担当者でビジネスマナーのない方だったのだが・・
ワタシの昔のキャリアをけなしてきて、
「◯◯さんは、昔◯◯に勤めていたからお願いしたのに、
なんっすかこの失態は?!2度も確認しましたよね?!
あなたが◯◯(前職)出身でなければ、御社にお願いしていませんでしたよ💢」
と、ワタシが担当市場外にもかかわらず、責めてきた。
父親にも怒鳴られたことがないのに、
この代理店のおっさんに電話で怒鳴りつけられた。
受話器を置いた途端、大粒の涙が出てきた。
心臓はバクバク。
止まるんじゃないかと思うほど。
誰を責めるわけでもなく、全て自分のせいだと
自分を責めた。
(ここで自己嫌悪②発生。)
もう今や、営業恐怖症の勢いで、仕事が嫌いになった。
中国人のスタッフは必死にワタシに謝ってきたが、
その謝りも、どう対応したらいいかわからないほど、
精神的に参っていた。
(なんでって、終わった話だしー)
(お客さんからしたら、全て営業の責任だしー)
一人のおっさんのせいで、
・自分には営業が向いていない
・自分のせいで招いた失敗だ
・自分のせいで、会社に迷惑かけた
・もう周囲にも、あのおっさん言いふらしているだろうから
ワタシの評判は悪くなっているんだろう
なーんて、もう撃沈状態。
にしても、あんな他人に、若造にひどく言える社会人がいるとは・・
それもびっくりだわ。
次回は、「でてきた鬱の症状」について
つづく