パートナーとの出会い⑵
▼前回の続きcolour-my-life.hatenablog.com
「よかったら、僕の家に来ない？」
２回目のデート。
えー、会うの２回目なのに、
もうドレッドの家に行くの？
でもドレッドはもうすぐ
オーストラリアに帰るって言ってたな…
（どこ拠点にしてんだ？）
それに私も二日後、東京に出張で行くから
会えなくなるな…。
でも・・・
（軽く見られるのは嫌だ〜）
（家って言った？コンドじゃない？一軒家に住んでいるのか？）
（犬いるって言ってたなー、若干見てみたい）
これらの考えが頭をよぎる…。
まぁ、ワタシは運は持ち合わせている方！
大丈夫、少なくともヤツは悪いヤツじゃあるまい。
直感を信じよう！
と、自問自答の末。
ドレッドのお宅訪問へ。w
（Super Easy w）
まさかのKLの中心地から空港方面へ
Taxiで４５分もかかったわ！
どんだけ遠いん！
しかも、結構山の奥に入っていくんだけど…
また妄想よぎったよねw
（山の奥だと、何か危ない目にあったときに
どうしよう…）
ｲｹﾅｲ、ｲｹﾅｲ…
（自分の直感を信じろ…）
ドレッドの家のゲートに到着。
（そう、マレーシアの家はリンクハウスといって、
日本でいう集合住宅のようなものに警備員＆専用の
ゲートが着いたセキュリティ高めのエリアがある）
※マレーシアの住宅についてはざっくり、こちらにまとめています。
（げ！…ヤツ、本当にテラスハウスに住んでるw）
（ぼっちゃんか！）
警備員のおっちゃん「ハロー！誰に用事だい？」
ワタシ「えーっと、◯◯さんに…」
警備員のおっちゃん「ん？誰だい？」
ワタシ「え？あのドレッドヘアの…」
警備員のおっちゃん「あー！◯◯さんね！Ok,Ok~」
（ドレッドヘアで通じたしw）
ゲートが開いた。
タクシーは、ドレッドの家の前でワタシを降ろした。
到着。
ん？ここのはず…
出てきてくれないんだけど。
家間違えたか？w
ドレッド「Hey, up here!」（こっちだよ）
上も見上げると、２階のバルコニーから
犬と一緒にワタシを見下ろしていたw
（こやつ〜、イギリス人なら紳士に玄関まで
出迎えにこいよ。）
なんて出迎え方かしら！
と、思っていたのもつかの間。
犬が下の階にやってきた。
しかも一匹ではない。
まさかの３匹出てきたWWW
（まじかw）
３匹ともワタシの様子を伺いながら
近寄ってきて、
嬉しいことに撫でさせてくれたー！🐶
ドレッド「へー！この子達に好かれてんじゃん。珍しい。」
ワタシ「人見知りすんの？この子達」
ドレッド「人見知りというか…興味ある人には行くけど、
基本、他人のこと気にしないから近寄りもしない」
（へぇ。なんだか嬉しな）
ドレッド「今、２階で取り込んでんだけど、君も参加する？
さっきチキンフライ揚げておいたからそれもって
２階にきなよ」
（は？何？チキンフライ？w）
（取り込み中って何してんのよ）
（私がチキン２階に持っていくの？）
２階へ・・・
するとキンキンに冷えた部屋で
大音量でプレステ４をプレイしていた。
（わ”ー私の苦手なタイプ…。
参加する？ってゲームのことかーぃ。
せんわ！）
し・ま・せ・ん。
ドレッドがゲームしている間、ワタシは下の階で
３匹のワンコロ達とソファでゆっくりNetflix三昧w
（Withフライドチキン w）
ゲーマーが２階からやってきた。
ドレッド「Hey!上の階に来なよ！」
（次はなんだ…）
２階のバルコニーに行くと、
すごくゴージャスな夕日が見えるではないか！
ブラッドオレンジに輝く夕日
あれは綺麗だった。
ドレッド「ね、ここいいだろ。俺こうやって犬達と
バルコニーから夕日見るの好きなんだ。」
ワタシ「うん、ここはすごくいい場所ね。中心地のような
高層ビルはないし、自然が多くて静かだし」
ドレッド「でもこの家、買いたくて買ったわけじゃないんだ。」
（は？）
ドレッド「オーストラリアに帰る前に、犬の渡航準備で
色々手続き長引いてて…３ヶ月間マレーシアに滞在することに
なってしまって、住む場所がここしかなかったんだ。」
そう、マレーシアはイスラム国家で、
基本、犬は「不浄なもの」とされているため、
簡単に入居OKを出してくれる家のオーナーがいない。
ましてや、大型犬が一匹でもいるとなると、
条件はさらに厳しくなり、
・庭があること
・家の周りに囲い（柵）があること←犬が飛び出ないように
・一戸建てであること…等、色々あるらしい。
よって、犬がいるため、
滞在できる場所は、ほぼゼロに等しい。
で、彼はテラスハウスを購入w
（で、買うんかい！w）
（ぼっちゃんか！）←２回目w
（なんだか、花より団子の主人公の気分になってきたぞw）
犬を連れて国をまたぐということが、
どれだけお金のかかることか、この日初めて知った。
お、それに
・ドレッドは悪いヤツではなさそう
・イギリス人である
・経済的には困ってなさそう（大事w）
・兄弟は８人（まさかのw）
・AUSに住んでいる
という情報もゲット。
（よし、よし。）
この日は、夕日を見て我が家（コンド）に帰った。
「パートナーとの出会い」
続く
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